DMJ No. 50010419
学名/和名
(MJ No.)
Archips fuscocupreanus Walsingham, 1900 ミダレカクモンハマキ, Cat.0105
標本画像
生態画像
同定

開張♂16-22; 20-24mm. ♂♀とも極めて個体変異にとむ. ♂は前翅基部に半楕円形の密着した costal fold を有することで, Archips xylosteanus カクモンハマキ等との識別はできるが, 交尾器による識別はより簡単で, uncus, sacculus, aedeagus, sterigma の形状に特徴がある. 別名にアカガネハマキがある.

分布 北海道, 本州, 四国, 九州, 伊豆大島, 屋久島(少ない), 朝鮮, ロシア(シベリア, 千島など) に分布する.
発生期 成虫は平地で5-6, 山地では6-7月に出現し, 各地に普通.
食樹・幼生期 幼虫はリンゴの重要害虫の一種. 1, 卵越冬で, 4-5月に艀化し, 新芽, 新葉を雑にたばねて食害する. バラ, ブナ, ヤナギ, カキ, クワ, マメ等広く各科広葉樹, 草本につく.
幼虫画像